2018 s/sオーダースーツはバルベラのベージュ
2018年度春夏モノとして仕立てたスーツを紹介します。
今まであまり興味を持ったことがなかった色になります。偶然見たAOKIのネット広告にベージュ/カーキのスーツがでており、その色合いが非常にかっこよかったため、ありかも・・・と思ったのがきっかけです。
生地は、CARLO BARBERA(カルロバルベラ)のsuper140❜Sです。僕は生地の質感にはそんなにこだわりのある方ではないのですが、触ってみたり実際に着てみると、「あれ他のブランドのスーパー140❜Sの生地と少し違うな…」と感じたりします。イギリス生地のようなしっかりとしたコシがあります。
裏地は迷ったのですが、少しマットなライトブルーにしてみました。春夏感があって思ったよりいい感じになり、とても気に入っています。
みなさんはバルベラにはどんなイメージありますか?1949年イタリアのビエラ地区にて創業、オーナーはデザイナーでもあるルチアーノ・バルベラさん、です。バルベラ社の特徴は、オーストラリアオークションにて厳選して仕入れした糸を気温約7度、湿度約75%の地下倉庫で一度寝かせているそうです。実際に、生地のしっとりとした光沢感や艶やかさがすごくいいなと感じています。
裾はダブル4.5cmの糸ドメです。
こちらGW前の4月末に完成してから、ジャケットとパンツ、別々にしか着たことがないのですが、近い内にセットアップでもデビューしたいと思っています!
クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES)/BELGRAVE(ベルグレイブ)ダークブラウンスエード
クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES)を初めて購入しました。靴において、いい靴・かっこいい靴、大人・高級・老舗、イギリス・英国・ノーザンプトン、など、ネットで検索した際に、ほぼ必ずヒットするブラントかと思います。
今まで欲しいと思ったことは1度や2度ではないのですが、なかなか手が出ず、買ったことはもちろん、お店で試し履きもしたことはありませんでした。
そんな僕がなぜ今回購入したかと言うと、2017年6月-7月にGINZA SIXのDRESSTERIORにて偶然にもSALEになっているのを見つけたからです。価格の詳細は忘れてしまったのですが、確か税込み50,000円弱でした。
サイズが7 1/2と少しだけ大きかったのですが、購入してしまいました。クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES)はブラウン系の色合いがとても素敵だな、と思っていたので、ブラウンスエードというのもとても気に入っています。
世界一の靴型があるクロケット&ジョーンズにおいて[337]ラストの「BELGRAVE(ベルグレイブ)」[337]ラストが開発された当初から存在する大定番モデル。
ドレッシー過ぎず、カジュアル過ぎないパンチドキャップのスタイル
靴とベルトの色を合わせるというのは基本ということで、クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES)で、かつ、ダークブラウンスエードを手に入れました!
クロケット&ジョーンズ(CROCKETT&JONES)は超有名ですから、その内容の説明より、今回は写真多めにしました。2017年12月より履き始めていますので、使用後についてもアップしていきたいと思います!
2017a/wオーダースーツはバルベリスのブルーグレーフランネル
2017年度の秋冬モノとして仕立てたスーツを年末に受け取りに行ってきました。生地はVITALE BARMERIS CANONICO(ヴィタルバルベリスカノニコ)のフランネル、カラーはブルーグレーにしました。バルべリスの生地では、2014年末にグレーフランネル、2015年年末にネイビーフランネルで作っていますので、3着目になります。ちょっと写真では色味が伝わりづらいのですが…
裏地は、いつもは選ばないモスグリーンにしてみました。
バルベリスといえば、ちょっとスーツに興味がある方ではあれば、1度は見たり聞いたり、あるいは着たことがあるのではないでしょうか?
1936年創業のウール織物で有名なイタリア北西部のビエラ地区の中でも名門の機織メーカーで、イタリアの一流ブランドとして世界的に有名で、バーバリーやアルマーニ、ラルフローレンといった多くのアパレルに生地を提供しています。
服地のブランドは、ミルとマーチャント(※1)に分けられたりしますが、バルべリスはミル、その中でも世界的に見てもかなり大きなミルになります。
「(※1)ミル(Mill)とは、英語で毛織物工場のことで、つまりは服地の製造業者を表し、イタリア語のラニフィーチョ(Lanificio)とほぼ同じ意味になります。 マーチャント(Merchant)とは、英語で毛織物商社のことで、日本で俗に言う生地屋さんという意味になります。」
さて、デザインですが、2016年位からでしょうか、クラシック回帰と言われていますが、僕自身は「ビジネスシーンで着るスーツ」においては、デザイナーズやモードのデザインは好きではないので、今の流れはいい感じだと捉えています。
ラペルは10cm、コージは高めに
ズボンの裾はダブルの4.5cm
ジャケットの袖は本切羽/糸と生地のコントラストがいい感じです
本切羽(ほんせっぱ)は、オーダーの場合オプションになっていることも多いですが、僕個人としてはそんなにこだわりはなく、どちらでもいい、という感じです。この本切羽にも諸説あって、本場ヨーロッパでは、スーツを着る際にはシャツは下着、ジャケットは上着なので、ヨーロッパの方はジャケットを脱がないものという認識らしいです。例えば、お医者さんであれば、患者さんを治療する際にジャケットの袖が邪魔になってしまうが、ジャケットを人前で脱ぐのは失礼にあたる。これを解決するため、袖先を緩めてまくれるようにした、という話があるそうです。そのため本切羽のことを「ドクタースタイル」なんて呼ぶこともあるそうです。
こういう細かい部分についても、その歴史や背景を知ると、面白いですよね。
2018年の新年から早速着てみたいと思います!
三陽山長/友二郎をオールソール交換しました
2012年年末に伊勢丹@新宿にて購入した「三陽山長の友二郎」をオールソール交換を行いました。こちらは自分の結婚式にも履きましたので、比較的登場回数も少なく(週1回、多くて2回程度)でしたが、5年でオールソール交換となりました。せっかくなので、SANYO TOWER GINZAに持ち込み、修理をお願いしました。
SANYO TOWER GINZAと言えば、2015年9月19日(土)、銀座8丁目にグランドオープンした、HARMONIZE(伝統と革新)がストアコンセプトの、三陽商会が発売しているブランド、「マッキントッシュ ロンドン」や「ブルーレーベル・クレストブリッジ」、「ブラックレーベル・クレストブリッジ」をはじめ、同社のものづくりを体現する新ブランド「サンヨー・エッセンシャルズ」等、全7ブランドを展開している旗艦店といえる場所ですね。
10月末に依頼をして、12月10日に完成してきました。
修理依頼は6階です。まさに出す時に撮影しました。
アウトソールはこんな感じです。左足に穴が開いてしまいました。
この通り、新品同様になりました!
右足ももちろん同じです!
ヒールも完璧です。
修理には靴のみ出しましたが、箱も付いてくるので、新品を購入した感覚になります。ヒールのステッチの綺麗さが山長の魅力だと思っています。
こばもばっちりです。
やはり修理は購入したブランドで出すべきだと改めて思いました。
この山長は、少しサイズが大きいことが唯一の残念ポイントなのですが(僕は7か7/1/2なのですが、こちらは81/2です。まだ今より靴に詳しくない頃で、試し履きの時にはいい感じだったので買ってしまいました。伊勢丹の店員さんはちょっと大きめを勧めてくる、と聞いたことがありましたが、まさにでした…もちろん人によるでしょうが。)年明けから気持ちよく再デビューできそうです。
靴をイージーオーダーしてみました
スーツは3年ほど前から決まったところでオーダーしているのですが、今回初めて、靴をオーダーしました。
といってもイージーオーダーなので、足のサイズを測って、というのではなく、使用している皮とソールが選べる、という形でした。
完成した靴がこちら!
スッキリとしたラストとバックル部分の美しい曲線が合わさり、バランスよく整っています。
インソールもアッパーと同色で仕上げました。
さらに奥はこんな感じです。
ヒールもステッチが綺麗です。
アウトソールもいつも通りレザー。
こちらは、「MIYAGI KOGYO/ミヤギコウギョウ」のダブルモンクで、「カキツバタ」というモデルです。「カキツバタ(燕子花)」という名前の由来は、尾形光琳の「燕子花図屏風」で題材になった花からだそうです。
アッパーの皮は、アノネイで仕上げました。「MIYAGI KOGYO/ミヤギコウギョウ」のレギュラーモデルでアノネイを使用しているモデルは今現在販売されているものの中にはない、と聞いていますので、貴重かと思っています。
実はこの靴、2017年2月に完成していたのですが、なかなか同色のベルトが見つからず、まだ履いてませんでした。
ところが、先日ついに同じ色のベルトをSHIPSにて見つけました。偶然にもアノネイ!
この冬、いよいよデビューできそうです!
スーツをネットで購入してみました
こんばんは。
今回はスーツについて書きたいと思います。年始のセールでスーツを買ったのですが、社会人11年目で初めて、ネットでスーツを買いました。
購入したのは、international gallary beamsで生地はloropiana(ロロピアーナ)のサージ、色はチャコールグレー、制作はRINGJACKETです。定価80,000円が40%offの48,000円でしたので、かなりお得だと感じました。
生地の触りごごち・光沢感ともに好みな感じでイメージ通りでした。お直しはbeamsの店舗に持ち込んでやって頂こうかと思ったのですが、折角なので以前から行ってみたかったSARUTO Ginzaにてお願いしました。
SARUTO公式HP
http://www.sarto.jp/index.html
お直し箇所はジャケットはそで丈のツメ(本切羽にはせず)、パンツはウエスト調整、ヒップ・太腿だし、裾はダブル4.5cm、で、10,000円でした。
約60,000万円で真夏以外の3シーズン着用可能なスーツが手に入り、満足した買い物となりました。
靴のケア・メンテナンス②
今回も昨日に引き続き、長期休暇(1週間位)のメンテナンスを紹介します。
今日は、2010年購入のミヤギコウギョウです。履いている頻度は週1回〜2回、オールソール交換を2回ほど行いました。購入価格は54,000円位、シューキーパー混みで65,000円位でしょうか。
まだまだ現役で活躍していますが、私が今よりもケア方法が未熟だった頃から履いているので、割れも出てきてしまっています。
左足外側
右足内側
右足外側
ひび割れのところにはやや多めに、シュークリームをぬっていきます。
ぬりおわった後はこんな感じです。
右足外側
これにブラシをかけると、
左足外側もクリームをぬりおわった状態
ブラシで磨いた後
ひび割れてしまうと復元するのは難易度高いですが、今以上にひどくならないようにします。以下の画像の様な予備軍にはきっちりクリームをぬりこみます。
一時期磨きすぎも良くないということを聞いて、シュークリームをつけて磨くのを2〜3ヶ月に1度にしたことがありました。その代わりその1回はステインリムーバーを使って汚れをきっちり落として磨く、という様にやっていました。今は、2〜3週に1度、水拭き→クリーム→ブラシ→仕上げの布で軽く拭く、が、1連の流れになっています。
みなさんはどうされていますか?